プロセスシミュレーションから直接つなげる、迅速かつ高精度なプラントコスト積算をサポートします。
フィージビリティスタディにおいて、経済性の検討は極めて重要な要素です。
Aspen Process Economic AnlyzerはAspen Plus®やAspen HYSYS®で構築したシミュレーションモデル内の機器情報やストリーム情報を自動で読み取り、機器ごとのサイズ計算(自動サイジング)を実施。このサイズ情報に基づき、機器購入費、建設費、人件費、メンテナンス費などプロジェクト経済評価に必要なコストを算出します。
さらに、APEA 内で機器の追加や削除、機器材質の細かい調整なども柔軟に行えます。
たとえば、シミュレーションでは省略していたクーリングタワーや蒸気発生用ボイラーなどの補助設備も追加し、より現実的なプラントコストを積算可能です。
プロセス間のコスト比較もスピーディーに。
異なるプロセス案のコストを迅速に比較できるため、設備投資の判断材料として非常に有効です。
また、シミュレーションモデルがない場合でも、機器リストやプロセス仕様から直接入力して積算を行うこともできます。
Aspen OptiPlant® 3D Layoutによる建設コストの高精度推定Aspen OptiPlant®
3D Layoutを活用することで、APEAによる建設費積算における配管や鋼材などのバルクコストの推定精度を向上させることが可能です。
Aspen Plus®などのシミュレーションモデルを読み込み、AIを活用して3Dプラントレイアウトを自動生成、配管のオートルーティングが可能。これにより、配管長、構造物配置、機器間の距離などを視覚的かつ定量的に把握でき、より現実に近い物量の算出が実現します。
従来の見積では難しかった、バルク資材の高精度な評価を支援し、投資判断の信頼性を高める有効なツールです。
当社では、プラントコスト積算に加え、Excelベースの経済性評価ツール(TEAアプリケーション)のカスタム作成も対応可能です。
APEAやシミュレーションの結果をもとに、建設費、原料コストや用役コスト、製品製造原価などを算出。より実践的な意思決定をサポートいたします。
「コストを可視化し、次の一手を考えたい」「プロセス変更時の経済影響を把握したい」そんなお悩みをお持ちでしたら、ぜひお気軽にご相談ください。
経済性評価に精通したエンジニアが、お客様の検討を力強くサポートします。